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蝋梅(ロウバイ)
病院の敷地に蝋梅(ロウバイ)の植樹をしました。

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当院の会長が早春のふくよかな香りを院内のみなさまに楽しんで頂きたく、植えたものです。

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蝋梅には、素心蝋梅(ソシンロウバイ)、満月蝋梅(マンゲツロウバイ)、唐蝋梅(トウロウバイ)などの種類があって、当院で植えたのは満月蝋梅です。
花の中心に紫褐色の輪が出来るそうです。
これが「満月」と呼ばれる所以ですね。
素心蝋梅はこの紫褐色の模様がはいりません。

1月から2月くらいまでの間に黄色い花をつけるそうですので、
色のさみしくなる冬の庭にはちょうど良いですね。

ところでこのお花、名前に「梅」の字が入っているので梅の仲間かと思っていましたが、梅はバラ科サクラ属、蝋梅はロウバイ科ロウバイ属でしたので、同じ仲間ではないのですね。

名前の「蝋梅」は原産国である中国での名前のようです。
由来を調べてみると、花弁が蝋細工の様であるとか、蜜蝋の様であるとか、蝋月(旧暦の12月のことです)に咲くからとか、
説はいろいろありましたが、どれも「梅」の部分には触れられない説でした。

見た目が梅に似ているからでしょうか?

咲いたら間近で花をよく見てみたいと思います。
来年の1月に花を付けるのが楽しみです。

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deburin

2011 クリスマス会


12月21日(水)、東館6階ホールにてクリスマス会が開催されました!

今年も各病棟から多くの患者様が参加されました。
会場に入ると、天井全体を飾った点灯前のイルミネーションの数々に
驚いたのではないでしょうか。
昨年よりも更に電飾を増やし“つらら状”の電飾も新たに増やしました。
また今年の会場ステージは、患者様がコーラス・マジック・コンサートを
見えやすく聞きやすいよう正面に配置しました。

そして今回も、オープニングを飾ったのはイルミネーション点灯式です。
ビングクロスビーの『ホワイトクリスマス』の音楽と共に
院長先生のかけ声を筆頭に参加者全員でカウントダウンを行いました。
カウントダウンによって室内が真っ暗になり、
そして“パッ”と一斉に電飾が点灯した瞬間、
会場からは「きれいねぇ」「素敵!」と歓声や感嘆の声が挙がり、
皆さんの気持ちが一気に高まったように感じられました。
以上の様に、今回のクリスマス会は幕を開けました。



次に造形教室の皆さんによる影絵が行われ、
『星座』『街並み』『サンタクロース』などが移り変わり
壁・天井も含めホール全体を舞い、
影絵の世界へと引き込ませてくれる作品でした。

 続いて、デイケアメンバーの皆さんによるコーラスです。『LOVELOVELOVE』『クリスマスイヴ』の2曲を披露してくださり
美しいハーモニーで私達を包み、
より一層クリスマスの雰囲気を盛り上げていました。

 そして、クラウン圭佑さん(ピアノを演奏して下さった
中村先生の息子さん)による“マジック”があり、
軽快な曲に合わせて次々と繰り出されるマジックに
患者様・職員は心を奪われていました。
終了間際に、会場からアンコールの声がかかり、
突然のリクエストにも対応して頂きました。
また、インタビューで年齢を答えると会場からどよめきが起こりました。
おそらく、堂々たるマジックを見た参加者は
もっと上の年齢と思っていたのでしょう。

 最後に、昨年に引き続きメインイベントとなっている
中村里奈子先生、村田ゆり先生によるピアノ・バイオリンコンサートです。
ピアノは演奏を更に良くするために、
調律師が約2日間に渡って調整しました。
それにより、ピアノとバイオリンの旋律が一つのハーモニーとなって
会場全体に響き渡り、お二方による素晴らしい演奏に
患者様・職員一同聴き惚れてしまいました。
賛美歌(ジャズ風アレンジ)から『天の栄え』やクラシックから
『春の声』、日本の歌からは『北国の踊り』『花』など
複数の名曲を披露してくださいました。

 クラシックの途中から院長先生のコントラバスが加わり、
『ラルゴ』と『主よ人の望み喜びよ』を演奏して頂き、
会場の雰囲気はより一層素晴しいものとなりました。



その後は患者様・職員も参加して
『きよしこの夜』『お正月』を合唱しました。
配布された歌詞を手に持ち皆さん笑顔で歌われていたのが印象的でした。

 楽しい時間はあっという間に過ぎ、
皆さんの盛大な拍手・クリスマスソング・名曲の演奏の余韻に浸りながら
幕を下ろしました。
とても充実した時を過ごすことが出来ました。

最後になりましたが、
練習を重ね素晴らしい発表をしてくださった
造形教室とデイケアメンバーの皆さん、
美しい音色を心に残してくださった
院長先生・中村里奈子先生・村田ゆり先生に心より感謝致します。
貴重な時間をありがとうございました。

展覧会報告



お陰様をもちまして、展覧会が無事終了いたしました。
読売新聞や東京新聞に展覧会の記事が掲載されたこともあり、
多くの方に観て頂くことが出来ました。


会期中に上映したドキュメンタリー映画『破片のきらめき』は、
今回〈特集展示〉となった石原峯明さんの登場シーンを増やした
特別バージョン。

上映後は急遽、トークセッションを行い、
鑑賞者の方たちと、高橋監督、安彦先生、〈造形教室〉メンバーが、
「病む」こと、「生きる」こと、「表現」することについて
語らいの時間をもちました。

また日曜日におこなった〈ギャラリートーク〉には
芸術家、医療関係者、出品者の家族など、様々な方が参加し
それぞれの立場から発言し、出品者と活発な意見交換を行いました。

会場を訪れた精神科医の一人は、
「人間はギリギリの状況に追い込まれた時に、
何かしらの表現をせずにはいられない。
ここに展示されている作品には、
そういった切実な衝動につながっている表現が数多くあるから、
人の心を打つんだ」と話してくれました。


今回も、多くの切実な表現を展示し、
それを多くの方々に観てもらうことが出来ました。
この展覧会が、アートの本来的役割を果たし
社会に働きかける力を持ち続けられるよう、
今後も毎年継続して開催していきたいと思います。

こころ豊かな人たちが病んでいると言われる、この社会の中で。




・会場風景
新聞に展覧会の記事が掲載されたこともあり、多くの来観者でにぎわい、
「切実な表現に共感した」「障害に対するイメージが覆された」など
多くの感想を頂いた。

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・ギャラリートーク
作者が来観者と共に語り合うギャラリートークでは、
「病む」こと、「生きること」、「表現する」ことについて
活発な意見交換が行われた。

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展示会のお知らせ
『第18回 “癒し”としての自己表現展』

会期:12月7日〜12日
時間:10時〜18時(最終日は16時まで)
会場:八王子市中央図書館 B1ギャラリー
   (JR中央線・西八王子駅北口から徒歩3分)
主催:平川病院

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1992年以来、作品の発表の「場」として〈造形教室〉のメンバーたちが
自主的に準備や展示、運営を行い、毎年続けてきた
『“癒し”としての自己表現展』。
18回目となる今回は、アトリエの長老として〈造形教室〉活動の
特異な存在として制作を続け、今年8月に亡くなった
石原峯明さんの〈特集展示〉をおこないます。

延べ30年以上にわたる入院生活を送った石原さんの人生を振り返ると、
そこには精神科医療の変遷と、それをとりまいた
日本社会の“姿”が見えてきます。
アトリエには、モダンでありながら同時に古代紋様を彷彿とさせる
石原さんの作品が数多く残されました。
石原さんは絵と共に「何」を残したのか…。
今年もまた、「生きる、病む、表現するアート」を通した
交感、交流の「場」となることを期待しています。

10日(土)の15時から図書館3Fの会議室にて、
〈造形教室〉の活動を記録したドキュメンタリー映画
『破片のきらめき−心の杖として鏡として』の上映があります。

映画の詳しい情報は公式ホームページ
http://www.geocities.jp/hahennokirameki/でご覧下さい。

また、11日(日)の14時からは、作者が自作の前で語る
「ギャラリートーク」をおこないます。
多くの方のご来場をお待ちしております。

11月の造形教室
こんにちは。
紅葉も色づき、秋真っ只中ですね。
みなさんはどんな秋をお過ごしですか?
読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋・・・

いろいろな秋がありますが、今回は芸術の秋!!っということで
平川病院造形教室のみなさんが現在制作している作品の途中経過を
ご紹介いたします。


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森隆敏『(タイトル未定)』
身の丈を超える大きなキャンバスに、油絵の具をグイグイと厚塗りして
盛り上げ創り出す画面は、エネルギーに満ち溢れた作者の内面が、
可視化したようにも感じられる。


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石倉真理『無題』
「造形教室に行くとホッとして、絵を描いていると気分が
落ち着きます。」と週3回の〈造形教室〉に欠かさず通い続け、
ペン、鉛筆、水彩などの画材で独自のイメージ画を制作している。


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田村次郎『僕がいる場所(仮題)』
12月に八王子市中央図書館で開催する〈造形教室〉の展覧会
『“癒し”としての自己表現展』出品を目指し目下、奮闘中。


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江中裕子『終わりが始まり、始まりが一つの終わり(仮)』
「終わりが始まり、始まりが一つの終わり」というお題(テーマ)を
頂いたのですが、その表現に四苦八苦しています。


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本木健『涙(仮題)』

災厄を描きながら、
自分を描いている。

そのことを強く思った時、
タイトルから人災の部分を削る。

僕も間違いをする。

また、悔やみもする。

ただ泣く。
世界を続けるために。


どの作品も出来上がりが楽しみです!
今後も造形教室のみなさんの作品の進行状況を
ブログにて更新していきたいと思っておりますのでお楽しみに!
また、完成作品は毎月平川病院ホームページ、
「造形教室より」にて紹介いたしますので、併せてご覧ください。

>http://www.hirakawa.or.jp/hirakawa.html


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